(社)全日本釣り団体協議会公認釣りインストラクター 内水面第5754号 バス釣りバカ一代のバサーがブログで復活!管釣りトーナメントを中心にルアーフィッシングの普及の為に日夜活動中!!


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石徹白フィッシャーズホリデー釣り人の繋がり編

石徹白ネタがまだまだ続きますが、今回はそれくらい本当に実りの多いイベントでした。最後は釣り人の繋がり編で締めたいと思います。

この日記の5月30日に書いた記事で、私がインストラクター表彰で5月29日に東京で行われた(社)全日本釣り団体協議会懇親会に出席した際、ちょうどとなりに座られた方がヘラ研というこれまた大団体の顧問をされている埼玉のインストラクターさんで、この方と意気投合し、この方が「へら・小物・テンカラ」について動こうと考えておられる話を教えていただき、私も意見を求められました。私は「それは凄いアイデアだ。是非とも協力するので頑張ってほしい」と若造なりにも励ましました。そして石徹白フィッシャーズホリデーには行くつもりでいたので、この埼玉のインストラクターさんに「テンカラの方と近々イベントで会うので、チャンスがあれば意見を聞いて連絡させていただきます」と伝えてました。

そして、いざ石徹白に到着したはいいけど着いてすぐには渓流エコロジスト会議があって、それが終わったら、テンカラの方はほとんど釣りのレッスンや自分の釣りにで出かけてしまい(そりゃ~夕まずめだもの)、その後も夕食会で私は虫の専門家の先生と虫や環境談義で盛り上がってしまい土曜日は結局聞けずじまいでした。この日は雨が降ったり、昼間でも薄暗くて肌寒かったので、イベント会場の空気的にも知らない人には話しかけにくかった日でした。

次の日の日曜日は朝から自分の趣味に突っ走ってしまい、IOSさんがらみで私個人が昼過ぎまでフィッシャーズホリデーしてしまいました(笑)その後もリールを回す危ない人状態で店番してました(笑)

このままではやばいなぁ~と思っていた午後3時前にJOFI愛知のO会長さんが、今回の石徹白フィッシャーズホリデーのテンカラ部門のゲストで、渓流エコロジスト会議のコーディネーターである、愛知工業大学経営情報科学部教授の石垣尚男先生と挨拶されてました。紹介者はJOFI岐阜のインストラクターで、このフィッシャーズホリデーの実行委員であるM山さんだったので私もどさくさにまぎれてO会長さんの横に立ち順番待ちをしてました。

M山さんに私を紹介してもらったんですが、名刺を渡して挨拶させていただき、いきなり例の埼玉のインストラクターさんのプランを打ち明けて、意見を伺いました。

石垣尚男先生は今回初対面で、私は申し訳ないですが存じあげない方でした。しかしながら各ブースが並ぶ中、テンカラクラブのブースだけひときわ目立って釣り仲間がたくさんおられてにぎやかでした(たくさんの先生のお弟子さん?)。石垣先生はテンカラ教室の先導案内役をされていたり、渓流エコロジスト会議も仕切ってらっしゃいましたし、まさに大忙しで存在が光っておられました。

で、まずは埼玉のインストラクターの方がどんな方で説明した上で、今回のプランを説明してそれについて意見を出してもらおうと思ってました。しかし、実際には5分ぐらいの立ち話で私が伝えておきたかった事は全て伝わりました。埼玉の方と、石垣先生に直接の面識はないのですが、お二人に共通の知り合いや釣り場環境保全活動等があるので早く用事が済みました。

埼玉のインストラクターさんは月刊Basserや月刊釣り人でおなじみの「釣り人社」鈴木康友さんのヘラ釣り師匠だということを教えてもらってました。(釣りキチ三平作者の矢口先生ともお友達だとおっしゃってました)石垣先生は釣り人社さんからテンカラのDVDを発売されてます。なので少なからずとも鈴木康友さんや釣り人社さんとは縁があるようなので紹介してもらいやすと思いました。バス問題やダム問題などの時に関心したんですが、鈴木康友さんのお仲間というかそういう意識の高い釣り人が集まってくるようで、埼玉のインストラクターさんも石垣先生も同じような感性をお持ちで鈴木さんに引き寄せられたんではないかと思います。

ですので、意外なところにも共通項があり、余計に話が短時間ですみました。私は、線はすでに繋がっている電球のコンセントのスイッチを押しただけのような感じで物凄い画期的な釣り人同士の繋がりができたなと思いました。埼玉の方はNPO法人バーブレスフック普及協会名誉顧問をされてますが、石垣先生もバーブレスフック普及協会に所属されてる方でした。バーブレスフック普及協会の会合には呼ばれていたんだけど、参加できずにいたんだと私に教えてくれました。この埼玉の方を最終的には石垣先生はご存知だったということになり、「私から直接連絡とって意見をお伝えします」という事を石垣先生がおっしゃったので無事に私は役目を終えれました。あまりの話の進み具合に

「この難しいかもしれないその仰天プランはきっと成功するな・・・」という予感がしました。

今回、石徹白に言って初めてテンカラの世界に直接目で触れたんですが、指導者である石垣先生の方からバーブレスフックを呼びかけているという意識の高さには関心しました。それと、共通の魚と自然環境だからとうことで、フライとテンカラというよく似た種類同士だけども文化が違う釣り人同士で仲良くここまでのイベントを作り上げる事ができるなんで本当に凄いし素晴らしいと思いました。
by fbsgifu | 2008-06-12 00:15