(社)全日本釣り団体協議会公認釣りインストラクター 内水面第5754号 バス釣りバカ一代のバサーがブログで復活!管釣りトーナメントを中心にルアーフィッシングの普及の為に日夜活動中!!


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ISBAオープントーナメント 当日

プラで「とりあえずキーパーはとれるかどうかわかんないけどバスは釣れるだろうし」とある程度の目星を付けて迎えた翌日、朝4時起床でまず関市に向かいました。今回はいつもFB’s岐阜で積極的に53pick up!に参加してくれる高校生「K-1君」を迎えにいきました。彼が一度トーナメントを経験してみたいということだったので同船参加です。

多治見→関→入鹿池という車の運転工程でどうなることかと思ったんですが、東海環状自動車道のおかげですんなり走れて余裕たっぷりで入鹿池に到着し、準備もすばやく済ませてスタートを待っていました。

ISBA代表のタク石黒さんから「今回はギルも釣れたら検量対象にしますので持ってきてくださいねぇ~」と言われ、昨日のプラで見つけた場所はギルもたくさん釣れたので喜びながらとうとう出船時間となりスタートしました。K-1君には行きの道中で前日プラの様子と作戦は入念に伝えてるし、スタートダッシュを決めて早くキーパーを確保しようと取水塔と見晴茶屋桟橋に向かいました。行ってみて愕然・・・・・・・。昨日よりも明らかに水質が悪くなり、水温が前日より3℃も下がってました。いくら、昨日の計った水温が夕方で太陽が出てた時の温度だったとはいえこの下がり過ぎた水温を見て、「こっちにもターンの水が周ってきちゃったなぁ・・・・」と動揺して釣り開始しました。昨日あれほど簡単にバイトしてきたカットテールのノーシンカーや軽いネコリグを入れてさらに深い水深に落としてみても全くギルバイトすらもありません・・・・・・・。

Kー1君に少しでもトーナメントの醍醐味を味わってもらおうと思っていたところが大誤算になってしまい私は動揺しまくり・・・・・・。他の場所に動いてみてもダメなのはプラの結果で解ってたのでしばらくはガマンしてじっくり釣っていたんですがさすがに9時になって全くアタリもないのはおかしいと思って今度は昨日魚探に魚がビッシリ写っていた灯台下に移動しようと釣りをしながら向かっていたら・・・・。岩田さんが見晴桟橋近くでナイスキーパーを釣っていたのを目撃・・・・・・。(っていうか10分前まで自分達がやっていた場所)

「下手こいた~~~~~!」と小島よしお並みの前フリをいれつつも(笑)灯台下にいってあの魚影の濃い場所でカットテールをフォールで入れたら釣れるかもしれないとすがる思いで灯台下にきたら・・・・・。

「もぬけの殻になってる・・・・」

昨日あれほど魚がいたのにここの水が悪くなった途端にどこかへ移動しまってました・・・・・・。

その後、昨日のプラで仕入れた情報を頼りに有望な場所を周りつつそのエリアはすべてターンオーバーで一晩にしてやられてしまったのを確認して、ダメなりにもまだ一番マシだった取水塔エリアに入りなおしました。そこまでの道中はK-1くんにひたすら「昨日のプラではバイトが一杯あったし良かったんだけどねぇ~。」「こんなはずじゃなかったんだよ~。ごめんねぇ~。」と言い訳しつつも謝りっぱなしでした・・・。

10時半位に入りなおして釣りを再開したんですが、それまでの状況を2人で話してたら「少し魚が深い場所に落ちたのかも」と言った私の言葉を聞いてK-1君はノーシンカーのセッティングだったロッドをダウンショットに変えて釣りを開始し・・・・・・。

「アタリあったよ・・・・」
ということで、とりあえず釣れるかもしれないのでほっとしましたが、それから5分もしないうちに
「キター!!!」
と見事にキーパーを釣り上げました。K-1君は関の野池で数々の釣行と実績を重ねてますし、彼のお父さんはあの吉田幸二さんがJBにも少しでておられた時期があったんですが、その同じ時期に岐阜からJBに出ておられて、私からすれば大先輩にあたる方で、今ではバスのみならず海のジギング、渓流のフライ、ヘラ釣り、鮎釣り、海の餌釣りなど幅広くこなすスーパーマルチアングラーで、JOFI岐阜の釣りインストラクターです。(FB’s岐阜でも相当お世話になっております)そんなお父さんの息子さんであるK-1君はやはりサラブレッドですねぇ・・・・。(つくづく関心)こんなタフな状況で私が作戦ミスで後手後手を踏んだドツボの展開から救ってくれる一匹を釣ってくれました。

昼近くになって気温が少し上がってきたほんの少しの時間に活性が上がったようで、その後ギルや子バスがたくさん釣れはじめてきて、昨日のプラが崩壊して精神的に壊れかかっていた私もK-1君のおかげで気持ちを持ち直してなんとか昨日のノーシンカーフォールの釣りをやり通して、この日のキーパーである20センチギリギリのバスを何とか搾り出すように1匹釣り上げることに成功し、同じ場所・同じリグで今回特別ルールであるギルの確保にも成功しました。その地合も1時間ほどで終了してまたギルアタリすらなくなってしまい、六軒岩も少し攻めた後に時間がきたので帰着に向かいました。

K-1君には帰着までの道中に「入賞までとはいかんけど、釣れたんだからルアニューには写真載せてもらえるぞ~。」と過去のオープン戦の様子を話つつ帰着しました。

成績発表を聞いてビックリ!!!!今回41名中、釣れたのはたった3名・・・・・。この記事をここまで読んだ皆さんはもうお解かりでしょうね・・・・。(微妙)

1位だったのは岩田さん。38センチのちゃんとしたナイスキーパーなバスを釣って優勝!!!!プラで釣って大会で釣れてしかも優勝!!!おめでとうございます。本当にいつも熱心にプラをされるのは入鹿マニアが集うISBAメンバーも認める岩田さん。今回練習が実っての優勝おめでとうございます。(前日プラで釣ったスーパーBIGな55センチをルアニューに載せたかったですなぁ)

2位はKー1君!!!あの状況下で、あの水が悪くなって潰れかかったエリアでバスを釣り上げたセンスはさすがです。
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3位恥ずかしながら私でございます。本当に20センチキーパーカツカツで重さが100gちょっと・・・・・。しかもギル部門でも2位で両方とも豪華商品までいただいちゃって恥ずかしい限りでございます。さらにさらに恥ずかしながらギル部門で優勝された方は私のバスより大きい21センチ以上あるギルだったそうです(爆)
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丁度大会が行われた時が一番ターンオーバーが酷い状態だったらしく、持ち込まれたバスが41人大会に参加してもたった3匹・・・・・・・・・・・・・。取水塔のいわゆる入鹿池の夏パターンが終わりかけてパターンの扉が閉まろうかというギリギリの時に3人が搾り出すように釣ったというのが大会の結果ですねぇ。
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次回はちゃんとしたバスで結果を出せるようにがんばります。なんせプラした結果がああだったんで心の中では半分納得なんですが、なんせあの小さいバスだったので恥ずかしいったらないですわぁ。しかしながらこの結果も俺とK-1君の53pickご利益パワーを結集して大会を戦った結果、神様から与えられたご褒美だと思ってます。バス部門3位でもらったスピニングリールは(ABUの新型カーディナル)サイズが小さかったので管釣り用ロッドにセットされて見事にジャストフィット!!!(シーズンin近し)

あの後、納得行かない何名かの入鹿マニアさん達は(タク石黒さん、古川さん、上田さん、河合さん他で)リベンジ釣行し、秋の入鹿池ではこの人にかなう人はいないと言われる上田さんと、今年のISBAメンバー戦年間ポイントランキングをぶっちぎりTOPを独走中の河合さんが40UPを一匹づつ釣り上げられてたそうです。(すげぇ・・・)

追伸
タク石黒さん&ISBA会長松永さん・・・大会開催のご尽力お疲れ様です。とても楽しかったしたくさん商品いただいちゃいました。ありがとうございました。

ジガーマンさん・・・写真ありがとうございました。おれは53パワーここで使っちゃったみたいだけど、夏の53には5回参加したので、グースの大江川大会でもパワー発揮するよ。
by fbsgifu | 2007-10-08 09:51